歳内デビュー戦、良太のツーランで延長サヨナラ勝ち

歳内がプロ初登板。広島の先発がマエケンだったので、勝てなくてもキラッと光るところを見せてくれたらいいと思ってたが、予想外の粘りのピッチングで、マエケンと互角に張り合ってくれた。
そして、延長11回の良太のサヨナラホームラン。着々と4番目から真の4番へと進化しているわ。

毎年この時期恒例となった球場縁日。家族連れが多い中、おっさん一人で並んでるのはちょっと気恥ずかった。開場前に球場に着いたが、1000円分のチケットを使い切るのに時間がかかり、球場に入ったのはスタメン発表の直前になった。
縁日


歳内はストレートの球速が140キロ前半ながら、スプリットの切れが凄かった。小宮山がほとんどまともに捕ることが出来ず、身体に当てて前に落とすのがやっと。そのため、ワイルドピッチや、振り逃げでピンチを広げることになり、小宮山が歳内の足を引っ張ったような雰囲気になっていた。
歳内

初回、東出に初球を狙い打たれてセンター前ヒットで出す。菊池は三振に仕留めるが、天谷、エルドレッドに連続四球を与えて1死満塁のピンチ。丸に対してもフルカウントになり、押し出しも覚悟していたが、最後はストレートで詰まらせてサードファールフライに打ち取った。続く堂林はショートゴロ。強い当たりだったを鳥谷が慎重にさばいてピンチを脱出した。

2回、先頭の赤松にツーベースを打たれ、内野ゴロの間に3塁へ進められると、東出のピッチャー強襲ヒットで1点を許した。ピッチャーへの強烈なライナーに反射的にグラブを出したが、腕に直撃して上本のところへ転がって行った。1点は取られてしまったものの、身体を張った果敢なプレーだった。

3回はクリーンアップを三者凡退に打ち取り、徐々に自分のピッチングが出来るようになって来た。ところが、4回にプロの洗礼を浴びる。それも味方から。
先頭の堂林から空振り三振を奪うが、小宮山が弾いたボールを見失って振り逃げされる。更に赤松の送りバントで小宮山と良太が交錯し、無死1・2塁のピンチを迎える。お前ら歳内が嫌いかと思うようなプレーの連続。
しかし、歳内はこの場面で頼りない先輩達をフォローしていた。振り逃げの場面ではボールを見失った小宮山を尻目に自分でボールを処理し、バント処理失敗の場面では小宮山と良太が取り損なって転がっていた打球を素早く拾い、がら空きになったサードに走って進塁を防いだ。
その後、送りバントで1死2・3塁とされて前田健の当たりはライトへのファールフライ。3塁ランナーがタッチアップするのを覚悟で平野がキャッチすると、素早い送球で上本-小宮山と渡り、堂林をホームで間一髪アウト。歳内も救ったし、小宮山と良太のミスも救ってくれた。

5回は1番から始まる打線を再び三者凡退に打ち取ると、その裏代打を送られて降板。ピンチの場面で小宮山に首を振ったり、味方のミスでうろたえることなく冷静に状況判断が出来ていたりと、とてもルーキーとは思えないマウンドさばきだった。来年の新人王を目指して、今シーズンは限度ぎりぎりのイニングまで1軍で投げさせてやって欲しい。

打線は前田健の前に1巡目は完璧に抑えられる。4回の1死満塁のチャンスもブラゼルが併殺に倒れ、歳内を援護できず。
5回2死3塁でバッターは歳内。前田健攻略のチャンスがそんなに何度もないと判断したか、歳内をあきらめて金本を代打に送る。もうちょっと歳内のピッチングを見たかったなあ。
ここで金本がベテランの意地を見せ、1・2塁間を破るタイムリーで同点に追いつく。同時に歳内の負けも消した。
金本


2番手の鶴が6回、7回の2イニングをランナーを出しながらもしっかりと抑える。
鶴


8回は加藤がクリーンアップ3人をピシャリと抑え流れを作る。
加藤

しかし、流れは作っても打線は応えることが出来ない。同点のまま9回の表を迎え、そのまま加藤を続投。球児や榎田でもおかしくない場面やのに、なんで加藤続投やったんやろ。

加藤は1死から赤松をヒットで出すと、石原にライト線に落ちそうな当たりを打たれる。これを平野がダイビングキャッチ。ダイビングというより完全に飛んでいた。これがヒットになってたら1・3塁になっていたところ。この試合は平野の守りに助けられた。
この後、迎を敬遠気味に歩かせると、梵を三振に打ち取ってピンチを逃れた。

9回裏、鳥谷ヒット、今成敬遠で2死1・2塁。ここで代打檜山を送るが、ライトファールフライに倒れ、延長戦に突入。
画像


10回表のマウンドは榎田。この日はで抜群の安定感を見せ、上位打線を3人でピシャリと抑える。その裏の攻撃が0点に終わり11回に突入したが、榎田が2イニング目のマウンドに上がった。時間敵には11回が最終イニングになるのに、なぜ球児を温存したのかわからん。ひょっとしたら球児にアクシデントがあったか?
榎田はこのイニングも3人で終わらせて、味方の最後の攻撃を待つ。
榎田


延長11回裏、1死から大和が四球で出塁するも、鳥谷が内野フライに倒れてツーアウト。バッターはこの日3三振の良太。決めてくれと思っていたものの、あまり期待はできず、このまま引き分けで終わりそうな雰囲気だった。周りの観客も鳥谷の凡退で帰り始めていた時、初球を叩いてライトスタンドギリギリに入るホームラン。やっぱり、何か持ってるわ。
新井良太


プロ入り初のサヨナラホームランを打っても謙虚な姿勢はそのまま。好感が持てますなあ。何よりあの笑顔がいい。良太の笑顔を見ているだけで、気持ちが和む。
新井良太


ところで、選手が並んで挨拶するとき、新井がバットを持って並んでた。そのバット何の意味なん?
新井貴浩


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